「う〜ん、うぅ〜ん」

ガバッ!(起きる音)

夜中に寝苦しくなって起きたら汗でじっとり・・・

眠いけどなんだかもう眠れる気がしない!

着替えた方がいいのは知ってるけど、眠いから動きたくない〜

結局そのまま朝を迎えて寝不足気味・・・

こんなことありませんか?

実はそれ、寝ている時に着ているパジャマの素材に原因があるかもしれないんです!

今日はこの、寝る時に着る服、「寝巻き」、「パジャマ」について考えて見たいと思います!

どんな素材がいいのか?

やっぱり定番の綿?

セレブにならって高級シルク?

スポーツマンらしくスウェット??

今回は、快眠のためのパジャマの役割と選ぶべき素材について考えてみましょう!

ではでは、スタートです!

目次

パジャマという寝巻きの役割

人は寝ている間、約コップ一杯分(300ml)の汗をかきます。

人は体温が上がると汗をかいて下げようとします。
ですから、体内の熱を放出するために汗をかくんですね。

これによって体温の調節をしているのです。

ということは、寝ている時にかく汗を吸収してくれるかどうか、寝巻きの素材によって快適にも不快にもなってしまうわけです。

そもそもパジャマって何?

パジャマの語源はヒンディー語・ウルドゥー語のパージャーマー(paayjaamaa पायजामा)である。ただし、これは民族服のズボンのみを指す(上衣はクルター kurtaa कुरता)。その語源はさらに遡り、脚用の衣服を意味するペルシア語のپايجامه(Payjama)から来ている。

インドに駐留していたイギリス人が寝巻として使用したことで、世界中に広まったといわれているそうです。

引用:ウイキペディア

ペルシャ(現在のイラン)の人が来ている民族衣装で楽なスタイルだったことから寝るときに着られるようになったようですね。

ですから確かに、この格好でどこかにお出かけという感じではありません。

「いやいや、もう何年もパジャマなんて着てないよ。子供じゃないんだからさ。」
という声もあるでしょう。確かに子供が着ているイメージがありますね。

確かに最近の若い人はジャージやスウェットなどをルームウエアとして着て、そのまま寝たりする人も増えています。

これは夜でもそのままの格好でフラっとコンビニに行ってちょっとした買い物ができたりするので便利ということもあるでしょう。

ルームウエアからパジャマに着替えるのも面倒臭いということもあるでしょう。

しかし、快眠を目指すあなたには是非とも寝巻きにもこだわっていただきたい!

寝るときに締め付けストレスがなく、コップ一杯分の汗を吸い、快適に寝るために作られたもの、それがパジャマなのです。

素材のポイントは汗を吸うこと!

人は寝ているときに汗をかく。
その汗を即座に吸収してくれる素材を選ぶことが重要なポイントということはわかりました。

ではそのいくつかの代表的な素材について考えて見ましょう。

スウェット


スウェットは部屋着としてはでいいですよね。でもそのまま寝てしまうと・・・
汗を吸わず、放湿性もないので非常に寝苦しく感じるはずです。

朝、なんとなくだるさを感じるのはこのせいかもしれません。
最近はスウェットの裏地に起毛しているものもありますが、これもほとんど汗を吸収しません

起きているときはいいですが、布団に入ると熱がこもるので寝巻きとしてはNGです。

ジャージ


ジャージも着心地はな方ですね。動きやすい素材です。
ルームウエアにはいいですが、やはり寝巻きには向きません。

学校のジャージなどは結構しっかりとしたゴムが使われていて締め付け感がありますので、寝るときには寝苦しさや蒸し暑さを感じてしまいます。

また、この素材も汗を吸いにくいです。

おまけにジャージについているチャックも寝ているときに当たって気になります。
一見、こんなささいなことでも睡眠時にはストレスになりやすいものです。

綿


綿は安定の素材ですね。汗をよく吸い、肌触りも良く、お値段もお手ごろ!ガンガン洗える!!

パジャマ素材としては一番多い素材です。

しかし、一点気をつけたいのが、綿100%かどうか。

時々ポリエステルなどの化繊素材が含まれていることがありますが、これはNG。
化繊を含むことでちょっとしたツヤがあって、高級素材のように見えることがありますが、これは買った時だけです!
すぐに毛玉ができたり、吸水性や放湿性が弱いという弱点があります。

パジャマ選びには是非綿100%を選びましょう。

シルク

シルク繊維は人間の肌に近い素材として昔から使われている素晴らしい素材です。


蚕(かいこ)の繭(まゆ)からできている天然素材で、なんとも言えない光沢感があり、高級感が漂います。
吸湿性、発散性、保湿性どれを取っても素晴らしく、夏でも冬でも使える快適素材です。

しかし、デメリットが一つ。

洗うのがメンドクサイ笑

中性洗剤またはシルク専用洗剤で、30度のぬるま湯を使い生地に負担の掛からないように優しく洗い、
バスタオルなどに包んでやさしく押して脱水し、直射日光を避け、風通しのいい日陰干しにしなければなりません。

セレブがよく着ているイメージですが、値段もさることながら、お手入れも大変なんですね。

眠りにこだわるならシルク!ですが、お手入れが面倒で着なくなる可能性も大!笑

実際に寝てみた感想!全然違う!

私は庶民代表として、綿100%のパジャマで寝てみました。

(それまでは夏はプリントTシャツと短パンで、冬はジャージで寝ていました。)

綿100%のパジャマって、意外と探すのに苦労します。
サイズも楽々リラックスできるように一回り大きめのサイズを選びました。

夜、ワクワクしながら着てみました。

すると・・・なんとも不思議な感覚が・・・・

子供の頃パジャマで寝ていたせいか、その頃の気持ちがよみがえってきました・・・

「もうすぐ寝なければならない」

不思議な気持ちですね。寝るモードのスイッチが入ったような気がしました。
実際、このパジャマの格好でコンビニには行けないし、外に出るのもためらってしまうし、何か作業をするような動きやすさでもないので、もう家からは出ないのだと心の中で決めるようです。

で、実際に布団に入ると・・・

実に気持ちいい。

さらっとした綿の素材に包まれて、締め付ける部分もなく、本当にリラックスできます。いくらでも寝れそうです。

で、朝目が覚めると・・・

「こんなに違うものなのか・・・」

それまでどこか子供っぽいので買おうとしなかっなかったパジャマをすっかり見直しました!

今までは週に何度かは汗をかいたりして寝返りを打つたびに起きていたのですが、今回はなんだか深く眠ったような気がしました。

汗もよく吸ってくれたのでしょう。朝起きてもさらっとして肌触りは最高です。

そしてパジャマを着たままでは動きにくいということもあり、さっさと着替えて活動モードに。

これ、実は自律神経の切り替えに役立つのだそうです。

あなたは「ジンクス」というのを聞いたことがありますか?
スポーツ選手が自分の大事な試合の前に、「右側から靴を履く」とか、「左足から外に踏み出す」「朝ごはんはカレー」など、決まった動作をするものです。

これは、いつも決まった行動をすることで「いつもと同じ」「緊張する必要はないよ」などと脳に呼びかけ、自律神経をコントロールし、リラックスして自分の潜在能力をひき出すための「儀式」なのです。

寝る前にパジャマを着る、起きたら脱ぐという儀式が自律神経をコントロールし、交感神経と副交感神経を入れ替えるためのスイッチになるんですね。

幼少期の頃の気持ちが蘇ったことには本当に驚きました。
おそらくパジャマの綿素材が肌に触れて、ふわぁーっと思い出したのでしょう。

あなたも小さい頃、夜にパジャマを着ていたなら入眠スイッチが入るかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしょうか?

  • 寝るときには吸水性、放湿性、締め付けのないものを選ぶ。
  • パジャマは綿100%が総合的にはオススメダントツナンバーワン!
  • 寝る時の儀式として、自律神経をコントロールするパジャマは有効
  • シルクも素晴らしいですが、お値段とお手入れがね。でもいつかは入手してレビューしてみようと思います。

    快適睡眠ライフのお役に立てれば幸いです。

    今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

    投稿者 phc95994

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